うさぎとカメとふくろう

(一)
むかしむかし、わかやまけん由良のてらだというところに、 小さな山がありました。その山には、うさぎさんとカメさんと ふくろうさんが、なかよくくらしていました。 ある日のこと、 うさぎさんがカメさんにこういいました。「もしもしカメさん、 むかしむかしのず~とむかし、わたしのごせんぞさまが、 カメさんのごせんぞさまときょうそうしてまけた、 というはなしを、きいたことがありますか」
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