牛になったわかもの

(二)
おばあさんは「こんな粗末なところでよければ、 一晩とまってゆくがええ」といながら、気持ち良く三人を 迎えいれてくれました。何もないが、今晩はどれ、 餅でもやいてやろうかね。あしたの朝は、うまいものを たんとつくってやるだ」といろりの火で、もちをひとつずつ やいてくれました。
三人の若者は、とてもおなかがすいたので、 もっと食べたかったのですが、我慢してねむりました。
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