「蝋画(ろうが)」は、ルーマニア出身の画家ビクトル・ブローネル(1903-1966)が、第二次大戦中の絵の具が不足していた時期、身近にある物で描画を試みる中から見出した「ロウソクデッサン」が元祖です。

その後雑誌「アトリエ」の1952年12月号誌上でこの技法が瀧口修造により紹介され、その記事を見た画家豊田一男が創意工夫を重ね、2年後の1954年に個展を開いた際「蝋画」と名付け、新しいジャンルとして発表したのが日本でのろう画の始まりです。

この「蝋画」という技法を、主宰者が誰でも簡単にできるようにアレンジして「ロウ画」と名付けました。
20年間で合同作品9シリーズ、66点の作品があります。

お知らせ

地域の子どもたちが「ロウ画」の技法で描いた絵が絵本になりました。

「たつたひめ・龍田古道&ふるさとの万葉歌」
ロウ画絵本/A5サイズ24ページ
価格 1,200円(税・送料込)

ロウ画作品

●飛びゆく倉

●まほうのクローバー

●うさぎとカメとふくろう

●牛になったわかもの

●ねずみのよめいり

●イソップ物語